＜ダイヤモンドの神が舞い降りた国・・・＞　ナミビア産・デマントイドガーネット　０．７３ｃｔ　＊写真一枚目・右端の下を出品

アフリカ大陸の南端に「南アフリカ共和国」があるのは、大抵の方がご存知だと思いますが、その北にあるのが、「ナミビア」という国です。この国には、オレンジ川という大河が流れていて、上流からコロコロとダイヤの原石が流れてきます。どうやら、上流にある山に埋もれていたダイヤの原石が、雨風によって削られ、川を伝って流れてくるようです。そして、流れてきたダイヤの原石は、他の小石と一緒にやがて海に流れ着きますが、それらが巨大な海流のパワーによって沿岸に吹き上げられ、砂浜を作ります。その砂浜がどんどん巨大化して形成されたのが、ナミブ砂漠です。ですので、ナミブ砂漠には、ダイヤの原石がゴロゴロと転がっています。ただ、その場所は、立ち入り禁止になっており、取りに行く事が出来ません。残念・・・・・（笑）。そんなナミビアで、１９９６年（比較的、最近）に発見されたのが、ロシア産とは対極的な「ナミビア産デマントイドガーネット（虹色ファイア）」です。どちらも、地色は緑ですが、ナミビア産が主に鉄による発色であるのに対して、ロシア産はクロムによる発色となります。ですので、地色の緑に関しては、ロシア産の方が鮮やかです。ただ、このクロムというのが曲者（くせもの）で、デマントイドガーネットの最大の特徴である虹色ファイアを殺してしまうのです。また、ロシア産の場合、内包物が多い事も、虹色ファイアを阻害する要因となっています。ロシア産のギラギラした緑色を取るか、それとも、虹色（レインボーカラー）のキラキラを取るか、それらのどちらを取るべきか・・・・・。「宝石の常識」の著者・岡本氏によると、宝石愛好家の中でも、好みが大きく二つに分かれるとの事でございます。さて、今回の商品ですが、まずは、１枚目の写真をご覧下さいませ。右端に角ばったルースが二つご覧頂けると思うのですが、その内の「下の方のルース」が、出品商品です。「選びに選んだ商品」ですので、めちゃくちゃよく輝きます。宝石の市場では、あまり輝かない「ナミビア産デマントイドガーネット」も大変多いという事は、お知りおき下さいませ（笑）。そういうのとは、全然、「美のランク」が違います。（１）このサイズで、（２）この品質で、（３）この価格でございます。三拍子そろった当商品・・・・・、いよいよ最後の一つとなりました。ぜひ、あなた様がお手になさって下さいませ。そして、「爽やかなグリーン」「虹のきらめく生命力」をお楽しみ下さいませ。＜追加＞ *これと、ほぼ同じルース（一枚目の右端の上・既にご落札済み）が、先日、大阪の京橋で行われた「ミネラルショー」で、およそ「３０から８０」で売られていたそうです。まあ、ああいう場所で買うと、それぐらいはするでしょうねえ…‥（笑）。デパートの宝石売り場程ではないにしろ、「場所代」「人件費」「交通費」「宿泊費」「その他の経費」が、すべて上乗せされますから…‥。てんこ盛りです。当方のように、経費が、ほぼ、何も掛からない販売スタイルとは、根本的に違うのです。信頼できるところから購入できる眼力があるならば、ネットの方が断然安いと思います。ああいうミネラルショーは、購入する為に行く場所というよりは、情報を仕入れたり、宝石のおしゃべりをする為に行く場所だと思います。

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