浮世絵研究の基礎資料　新増浮世絵類考　太田南畝　写楽　北斎

■商品詳細

【書名】新増浮世絵類考
【巻冊】半紙判一册
【著者】太田南畝原撰慶応戊辰春／龍田舎秋錦序編梅亭雪江写
【成立】明治18年12月下旬写
【形体】半紙判78丁

★寛政2年に蜀山人こと太田南畝が原撰した歴代の浮世絵師を考証した有名な伝本の写本です。写本のみで刊本は存在しません。
★起源は太田南畝の原本を基に笹屋新七が系譜を加え、山東京傳が追考を加え更に式亭三馬も加筆して写本が広まり、弘化元年齋藤月岑が補記して『増補浮世絵類考』が成立しました。このとき月岑は公刊の意志があったといいますが叶わなかったそうです。そして本書の序文にある慶応４年龍田舎秋錦により本書が成立しました。
★浮世絵研究の最も信頼できる基礎資料として古くから高く評価されています。
★厳密に言うと岩波文庫などで活字化されていますが、明治期の伝写本はそれほど多くなく、本書は新出の写本と思われます。


★コメント 
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